『愛と憎しみのゲームにはとめどがない』

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暴力と非暴力はふたつのの別々のものじゃない
怒りと慈悲はふたつのの別々のものじゃない
愛と憎しみはふたつのの別々のものじゃない

だからこそ・・・

あなたはちゃんとそれを知ってるし
それを観察しているのに
ただその事実を認めないほど無意識なのだ

あなたの愛は一瞬の間に憎しみに変わってしまう

もしそれがふたつのものだとしたら
どうしてそんな事があり得る?

1秒もいらない

この瞬間愛していると思えば
次の瞬間あなたはその同じ人間を憎んでいる

朝、愛していたその同じ人間を
昼までには憎み
夜にならないうちにまた愛す

この愛と憎しみのゲームにはとめどがない

実際のところ
愛と憎しみというのは正しい言葉じゃない

愛ー憎
怒ー慈悲

それはひとつの現象なのだ
ふたつの別々のものじゃない

愛が憎しみとなり
憎しみがあいとなり
怒りが慈悲となり
慈悲が怒りとなり得るのはその為だ

タントラは
区別というものはあなたの心によって持ち込まれ
そうしておいてあなたは戦いを始めるのだと言う

あなたが最初に区別をつくり出すのだ
あなたは一方の側面を非難し
もう一方を褒めやかす
あなたが最初に区別をつくり出し
それから今度は戦いをつくり出して
結局自分で難儀をする

OSHO「存在の詩」から抜粋

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