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薬とは?瞑想とは?

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薬と瞑想は同じ語源から来ている。

癒すという意味だ。

薬は体を癒し、瞑想は魂を癒す。

薬は外向きで、瞑想は内向きだ。

薬と瞑想が深い調和のもとに一緒になる時に、初めて人は全一(トータル)になる。

深い統合が求められる。
真のヒーラー(癒し手)は、いつも組織的な統合を考えるだろう。
身体と魂の、物質と精神の、見えるものと見えざるものとの。

薬は瞑想がなければ、不完全なままだろう。

薬が不完全だというのは、あまりにも明らかだ。

あなたは誰かを治療出来る。

しかし、もしその人が生きようとしなかったら、治療は役に立たないだろう。

薬は癒せない。

ただ助けることが出来るだけだ。

もし奥深いところで人が生きたがっていたら、薬は計り知れない助けとなるだろう。

薬それ自体は無能だ。

瞑想は生きる意志を解き放つだけでなく、あなたの永遠の生の経験をも解き放つだろう。瞑想は死を存在しないものとする。

もし薬が瞑想により支えられるのなら、もし全ての病院や診療所、精神医学や精神分析の病院、診療所が瞑想の助けを受けたら、とても多くのことが実に容易に実現するだろう。

マインドが病んでいても、あなたの意識は決して病まない。

あなたのマインドが発狂したとしても、あなたはただそれを観察しているだけだ。

瞑想とはその体験だ。

「私は体ではなく、マインドではない。私はそれら全ての観照者だ」

この形而上の体験は全体の状況を計り知れないほどに変える。

あなたを狂わせる多くのものが、ただ落ちていく。

あなたはもう同一化しない。

OSHO