タントラライフトレーニングZERO with Radha 体験記 by Anand Ida

====私の“大好き”に妥協せずYesを言う====

私はこの1年半、タントラに出会う前に、他の瞑想の合宿に5度取り組んできました。
その合宿に参加する度に、鎧が脱げ、内側から込み上げてくる喜びや、私の軸に近づいていく感覚が、どんどんと加速していくことを体験してきました。

タントラライフのラダとの旅はとても強烈で、今まで見たくなかった、または、見ないようにしてきたことに直面することの連続で・・・さらに、その気づきが、その次の日にリリースするようなワークやOSHO講話を聞いたりと、そんな強烈さの連続でした。

私にとってセクシャリティとは、自分を生き生きとさせてくれ、興味があると同時に、異性との間にあった過去の様々な傷や恐怖や嫌悪感も湧いてきます。

トレーニング初日と2日目、ダンスやワークをする中で

「人が怖いけど好きな私」
「興味はあるし近づきたいけど怖くて近づかない私」
がいることに気づきました。

ワークの途中『気になる人を横目で追うのではなく近くに行くんだよ』というような言葉が耳に入り、「まさに私のことだー!!」と感じたので、意識しながら自分から気になる人のところへ近づこうと試みました。

でも、一番気になる人の所になかなか行けない。
近づきたい・・・でも近づけない。
そんなことが自分の中でずっと起きていました。

そして、その日のOSHOの講話は、今までの私のパターンである、
自分が傷つく経験をする前に相手にNoを伝えられない。
Noを言わないことで自分を傷つけていたのは自分自身であり、それを認めたくないから、相手が悪い。私は悪くないと思うこと。
そうして必死に守ってきたけど、この痛みは私が自分につけた傷で相手は鏡なんだ。
と直面させてくれました。

さらにその日のナイトセッションでは、ペアを組んだ男性と目を合わせた時に身体が強張る、震える、腰や背中が緊張して身体がロックすることに気づいたり、逆にハグをしているときはエネルギーの循環が起きたり。
さらには翌日その彼を避けるという自分のパターン観たりしました。

静かに必要なことが起き、直面する。
直面しては気づき、意識的にワークする。
再び、必要な事が起き、直面しては気づいて意識的にワークする。

ワーク中にサイレンスの時間がありました。それはこの5日間の中で大きな気づきと共に苦しかった時間でした。
今までサイレンスは自分のスペースに留まれる分とても心地よかったのに、今回はとても苦しかった。
人と一緒に居たくて。
人と繋がっていたくて。
苦しくて苦しくて。
一人で居れなくて。
誰かいないかな?
とあちこち探すほど私の中は慌ただしかった。

その中で見えてきたものは人に甘えたい、人と深いところで繋がりたいと思っていること。
でもなかなか繋がれない。
私から行って繋がれなかった時が怖い。
だから繋がりに来てくれるまで行かない。

あなたは本当の私を見てくれる人?
愛してくれる人?
甘えてもさらけ出しても大丈夫?

と観察をする。

そして深いところでは、繋がれなかったときや、さらけ出したときに、否定やジャッジや相手の価値観を押し付けられるようなことが起きると結局私を見てくれないじゃない。
と相手のせいにするという、被害者ぶるパターンを持っている。

来るものを選んで、自分から行くことに怯える。
そして去る時は嫌な女になる。

それに直面したら、Noも言わないけどYesはもっと言ってない自分に気づいた。

3日目のOSHOの講話は妥協について話をしていた。
私は今までの人生で妥協ばかりしていた。
小さい頃からのパターンで親との会話でも、どうせ私が我慢すればいいんでしょう?と思ったり、好きな人に好きと伝えず、他の人と仲良くなって付き合うなんてしょっちゅうだったし、妥協せずに動こうとする度に人にぶつかり結局妥協ばかりしてた。

Noも言ってこなかったけど、YesもI wantも言ってない。
誰と居たいか、
誰の近くに行きたいか、
誰とハグをしたいか、
何が欲しいか、
どこに行きたいか、
誰と行きたいか。
私は私が喜ぶこともしていなかった。

Yesを言えなくなってから気づいたり、wantじゃなくなってから伝えたり。

これは妥協だ。

トータルではないと気づいたので、自分にYesを言っていくことにOKを出した。

もう妥協なんてしたくない。

それを感じた次の朝のダイナミック瞑想はとても美しくて。
今までで一番美しかった。

4日日のワークは近くに行きたい人の近くに行く。
一緒に踊りたい人と踊る。
ハグしたい人にハグをしに行く。
相手にNoを言われるかもしれないけど、それは相手にしか分からない。
悩むより前に伝えてみる。

そうすると私がNoを言うことも起きてくる。
今までだったらNoを言えずに流されていたようなことも、
または、誰かからの誘いも、私の中にYesがあるから深刻にならずにNoを伝えられる。
Noを深刻にならずに伝えれるからYesを心の底から喜べる。

私の“大好き”に妥協せずYesを言う。

音の中で踊っている時がトータルになれる瞬間。

“今ここ”からトータルに楽しむ

これはラダとの旅での大きな気づきとこれからの私のミッション。

ラダとの旅から帰ってきてからも直面する必要な事が起き続け、住む場所を変え、私の女性の部分、弱さや、柔らかさや、繊細で嘘のつけない部分に、YESを言うような
ことが起きている。新しく一緒に住んでいる住人たちとの触発が毎日のように起き、私の負けず嫌いで、曲がった事が嫌いな“ヤンキー”のような質にも向き合いYESを言う。
私の本質や愛の本質に近づく、出逢いと別れと受容と許容と変容のプロセスが加速して、クリエイティブな発想が起き始めている。

合宿に行く前と後では人生のスピードが歩きと新幹線くらい違う。
でもそれもトータルに楽しむ。

そうしたら、愛が起こる体験が起きた。
3年前に付き合っていた男性から急に連絡がきた。
彼は、今まで私が選んできた男性とは違ったパターンの男性で、当時は彼がくれるフィードバックや意見を受け取れず、私が逃げてしまっていた。

2年以上連絡をすることはあっても返事はなく。
もし次、会える日が来るのであれば今度はちゃんと正面から話ができるようにと思っていた人だった。

その彼と正面から向き合って話をしたときにお互いがこの2年間、深いところで繋がっていたのを感じた。そこから起こった会話やハグや、起こったことが全てが美しくて至福の時間でした。

今また次のステージに入ったような気がする。
これからの旅も楽しみです。

アナンド イダ (女性20代)

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