「円環を生み出す」③

「円環を生み出す」③

「鼓動とは男性性であり
鼓動のない隙間は女性性だ」

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ふたりの恋人たちが本当に出会い

円環となると明滅が起こる。

一瞬、恋人は愛する人になり
そして愛する人が恋人になる。

そして次の瞬間
再び恋人は恋人になり

愛されし人は
愛されし人になる。

男性は一瞬女性になり
そして女性は一瞬男性になる。

なぜならエネルギーは動いていて
それはひとつの円環になるからだ。

だから、男性性が数分間アクティブになり
そして彼がリラックスし
今度は彼女がアクティブになる。

今や男性性のエネルギーが女性のからだに手渡されて
男性が受身になっている間、彼女が能動的になる。

そして、男性が女性になり
女性が男性になることがしばらくの間続く。

その受動性の変化するのが感じられるだろう
完全に感じられ、認識されるだろう。

生には、リズムがある。
すべてのものに、リズムがある。

あなたが呼吸するとき
息は入って行く

そして数秒の間それは止まり
隙間があり、動きがなくなる。

そして再びそれは動く
吐き出される

そしてまたしばらく止まり
隙間があり、動きがない。

動き、不動、動き。

あなたの心臓が鼓動するとき
そこにはひとつの鼓動があり
隙間があり
次の鼓動があり
隙間がある。

鼓動とは男性性であり
鼓動のない隙間は女性性だ。

生はリズムだ。

ふたりの人間が出会うとき
男性性と女性性が出会うとき
それは円環になる。

そこには、双方にとっての隙間がある。

あなたが女性であるとしたら
そこに突然
あなたがもはや女性ではないような隙間があり
あなたは男性になり
女性になり
男性になるだろう。

これらの隙間が感じられるとき
あなたは自分が
円環に達したのを感じる。

この円環が
シヴァのシンボル―シヴァリンガとして
表わされてきたものだ。

この円環は
デヴィの陰部yoni
そしてシヴァのリンガとして
表わされてきたものだ。

それは円環だ。
それは二つの高いエネルギーの出会いという
頂点の現象のひとつだ。

OSHO

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